その咳、夏のせい?もしかして「夏型過敏性肺炎」?!施設内のエアコンとカビの恐ろしい関係
梅雨が明け、本格的な夏が到来しました。病院、介護施設、そして店舗など、多くの人々が集まる場所では、エアコンは快適な空間提供に欠かせない設備です。しかし、そのエアコンが、知らず知らずのうちに「カビの温床」となり、利用者様や従業員様の健康を脅かしているかもしれません。
特に、夏に増える呼吸器系のトラブルの中に、「夏型過敏性肺炎」という病気があります。
「夏型過敏性肺炎」とは?施設内のエアコンが引き起こすカビ由来の病気
「夏型過敏性肺炎」は、カビの胞子を吸い込むことによって引き起こされる肺の炎症です。主な症状は、乾いた咳、息苦しさ、発熱などで、風邪や夏バテと間違われやすく、診断が遅れることも少なくありません。
この病気の原因菌としてよく知られているのが、建物の木材や畳、そしてエアコンの内部などに発生するトリコスポロンというカビです。
なぜ、施設内のエアコンがカビの温床になるのか?
エアコンは、冷房運転時に室内の暖かい空気を吸い込み、冷やして吹き出します。この過程で、エアコン内部の熱交換器には大量の結露が発生します。
水分: 結露による水分
温度: カビが好む室温に近い温度
栄養源: ホコリやチリ
これらの3つの条件がエアコン内部で揃うため、カビはあっという間に繁殖してしまいます。特に夏はエアコンの使用頻度が高く、内部は常にジメジメ。まさにカビにとって最高の繁殖環境なのです。
そして恐ろしいのは、エアコンから吹き出す冷たい風と共に、内部で増殖したカビの胞子や菌糸が施設内にまき散らされてしまうことです。利用者様や従業員様は、それを知らずに吸い込み続け、健康被害のリスクにさらされているのです。
貴院・貴施設・貴店で「もしかして…」と感じたら要注意!
・エアコンを使うと利用者様や従業員様が咳き込むことが多い
・エアコンの風がカビ臭い、酸っぱい臭いがする
・夏になると、利用者様や従業員様で原因不明の呼吸器症状を訴える方が増える
・衛生管理の観点から、空調の清潔性に不安を感じる
上記のような心当たりがある場合は、エアコン内部のカビが原因かもしれません。特に免疫力の低下している患者様、入居者様、小さなお子様連れのお客様など、デリケートな方が利用される空間では、早急な対策が求められます。
専門業者による徹底したエアコンクリーニング+カビ対策で、安心・快適な夏を!
一般的な清掃や市販のエアコンスプレーだけでは、エアコン内部の奥深くに根を張ったカビまでは除去できません。一時的に臭いが消えても、カビはすぐに再発してしまいます。
クリニートは、カビ対策の専門家として、エアコン内部の徹底洗浄はもちろん、見えないカビの菌糸まで根絶する「深部殺菌」、そしてカビの再発を強力に抑制する「防カビ処理」まで一貫して行います。
清潔なエアコンから吹き出すクリーンな空気は、夏型過敏性肺炎をはじめとするカビ由来の健康リスクから、利用者様、患者様、お客様、そして働く皆様の健康を守り、施設全体の信頼性向上にも貢献します。
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